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「健康で文化的な最低限度の生活」のネタバレ感想あらすじ!漫画ドラマ

健康で文化的な最低限度の生活は2018年7月からドラマ化!

健康で文化的な最低限度の生活は、原作漫画ですが2018年7月から吉岡里帆主演での連続ドラマも始まり、これからますます注目の作品になるはず!

今回は漫画版のネタバレ感想あらすじをまとめました!

 

 

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「健康で文化的な最低限度の生活」のネタバレあらすじ

新卒で公務員になった義経えみるは、福祉事務所の生活課に配属される。

そこでえみるを待っていたのは、生活保護世帯のケースワーカーの仕事。

鈍感でコミュニケーション下手な自分には不向きな仕事であると半泣きになりながらも、先輩や同期たちに励まされ、えみるは何とかケースワーカーを続けることに。

しかし仕事は簡単なものではなく

  • 担当受給者の自殺
  • 貧しさと己の無知に憤慨する高校生への説得
  • 相談者が追い詰められていることに気付けず列車に飛び込ませてしまう

など、心身をすり減らす出来事が毎日起こる。

 

自分の至らなさに何度も涙するえみる。その反面、不器用で優しいえみるだからこそ受給者との信頼関係を築けるケースも事もあり、「えみるちゃんがそう言うなら…」と解決に導ける事も。

不正受給や心の病、虐待、老人や子供の貧困…。

えみるは様々な生活保護世帯と向き合い、徐々にケースワーカーとしての自覚や矜持を持ち始め、成長して行く。

 

健康で文化的な最低限度の生活とは、生活保護の実態を描いた社会派漫画【感想】

新卒で公務員になった主人公、義経(よしつね)えみる。彼女が福祉事務所の生活課に配属されるところから、この物語は始まります。

生活課でえみるを待っていたのは、生活保護を受給している家庭を相手にした、ケースワーカーの仕事。

生活保護を受給している家庭の生活のサポートから、これから受給したいと考えている人の相談受付まで、生活に困窮している人々と密に関わる仕事です。

生活保護を取り扱う部署は、役所の人事異動の際に配属されたくない部署ナンバー1である自治体が多いようです。

そのため、異動希望にケースワーカーと出す人はほとんどおらず、人事課の頭を悩ます部署でもあるようです。

そのため、何も知らない新規採用者を生活保護の部署へ配属して、穴埋めを行うようなのです。

そうすると、自ずと若い職員が占める比率が多くなります。

担当者がいつも若い人ばかりだと思われている人がいれば、そのような理由が裏にあることが原因です。

引用元:生活保護ケースワーカーの知られざる実態

 

生活保護とは漫画のタイトル通り、お金に困窮している人でも「健康で文化的な最低限度の生活」を送るために、必要最低限の額の金銭を国から支給してもらえる制度です。

現在生活保護受給者は全国で213万人。

近年、ニュースやネットで頻繁に話題にのぼっていますよね。「健康で文化的な最低限度の生活」を送る権利は日本人全員に与えられているものとして義務教育中に一度は習いますが、この文言自体、非常に抽象的ではないでしょうか。

 

中学生のひじり
中学生のひじり
ケンコーでブンカテキなサイテーゲンドの生活とはなんぞや…?

もっと具体的に教えてよ~。

 

しかし親の保護下で生活が保障され、食べるものにも困ったことがない呑気な中学生の僕にはピンと来なくて当たり前だったと、この漫画を読んだ今では分かります。

健康で文化的な最低限度の生活。その本当の意味を知るのは、大人になり、自分の食い扶持を自分で稼いだ時ではないでしょうか。

ごはんを食べること、屋根のある家に住み、布団の中で眠ること。病気になれば病院へ行き治療を受ける。服を着る、本を読む、携帯電話を所持し他者と連絡をとる…。

当たり前の生活を送るために必要なこれらはどれも、金銭がなければ手にすることはできません。その金銭を得るために、私たちは日々汗水流して働くわけです。

ですが、様々な理由で働くことができず、この、当たり前の生活を送るための金銭にすら困窮している状態の人も存在します。それがいわゆる生活保護受給者、この漫画の登場人物たちです。

この漫画は生活保護を批判的にとらえたものではなく、受給者のリアルな実態を問題提起してるような内容です。

ひとたび生活保護と言えば、「ナマポ」と揶揄されたり、「現金支給を止めるべき」など、厳しい意見が多く見られますが、生活保護受給者を叩く人の中に、彼らの本当の実態を知る者はどのくらいいるのでしょうか。

漫画の中では

  • 母子家庭
  • アル中で体を壊し就労できない男性
  • 虐待によるPTSDで社会生活を送れない青年
  • 家を出たものの、お金も仕事も住まいもない老婆

など、様々な困難を抱えた生活保護受給者が取り上げられ、主人公えみるや他の生活課の職員と共に生活の改善を目指します。

自業自得としか思えないケースも散見されますが、日本では自業自得な人にも健康で文化的な最低限度の生活を送る権利があるのです。

 

『健康で文化的な最低限度の生活』を通して分かる生活保護受給者の

生活保護費の不正受給や、母子家庭の貧困など、単純に「手持ちのお金がない事」に困っているケースは、むしろ善良で解決がしやすいパターンであるという事です。

本当に厄介なのは

  • アル中で体を壊し、生活保護費もアルコールに使ってしまうためお金がない
  • 若く健康な体を持っているけれど、精神病で働けない

など、心の病が貧困の原因になっているケース。

えみるのケースワーカーの仕事は、生活保護受給者をいずれは生活保護なしでも自立できるようにサポートすることなので、保護費を与えて「これで生活できるようになったよね!ハイ解決!」というわけには行きません。

えみるの担当するケースの中にも、厄介なアル中の生活保護受給者がいます。しかし公務員であるえみるは、精神科の先生でもアル中の更生員でもありません。

そんな彼女が心にハンデを抱える彼を支えるためにしていることは細分化すると11ステップ。

  1. 時には人生相談に乗り
  2. 話を聞き出し
  3. 過去を慰め
  4. 生活保護枠に入れ
  5. 親族を探し
  6. 病院や住まいを探し
  7. 通院させ
  8. 頻繁に訪問しては生活状況や身体の状態を把握し
  9. 励まし
  10. 最終目標である社会復帰(就労)に繋げ
  11. 生活保護受給者を減らして行く…。

 

ひじり
ひじり
何て骨の折れる仕事なんだ・・・。

ひじりだったら2秒で退職してる。

 

ケースワーカーは受給者に寄り添いサポートする立場でありながら、法的な基準の元で動かなくてはならないため人情に流されるわけには行かないというさじ加減の難しい仕事です。

親身になった分、受給者の要望を通せない時には裏切られたと罵倒されたりもします。

これを、漫画の世界ではなく現実にやっている人たちがいるのです。

 

ひじり
ひじり
ケースワーカーって、すごい…。

ひじりなら2秒で辞めてる(大事なことだから2回言う)

 

現在漫画では子供の貧困編に突入しています。TVではドラマも開始!

目黒の児童虐待死岩手のネグレクトなど、家庭の中で子供がろくな食事も与えてもらえず命を落とした凄惨な事件は記憶に新しいですよね。

格差社会と謳われる日本の今のリアルを、緻密な取材のもと描いた本作。

この、子供の貧困という大きな問題に対して、えみるたち福祉側はどう立ち向かい、どんな結末が待っているのか。8月発売の最新7巻も心して読みたいと思います!

 

『健康で文化的な最低限度の生活』主人公えみるの成長

マイペースでドンくさく、空気が読めない。自分の世界に入りがちで、人の話を聞いていない(入社式で壇上から自分の名前が呼ばれたことにも気づけないレベル)。

要領が悪く、気づけばいつも周りに取り残されている…。

そんな主人公、義経えみる。当然ケースワーカーの仕事への信念や生活保護に対する深い考えなど持っていません。

それどころかTHE 対人の仕事であるケースワーカーは、対話が苦手なえみるにはどう考えても不向きであり、本人もそれを自覚しています。

受給者に寄り添うどころか、すぐにテンパってしまい電話対応もろくに出来ません。せめて周りの足を引っ張りたくないと、一生懸命頑張るえみる。

初日から怒鳴られたり、担当を代えて欲しいと言われたり、空回りばかりのえみるにヤキモキし、読んでいて可哀想になるくらいです。

一人で涙を浮かべるシーンも一度や二度ではありません。

「せっかく公務員になれたのに辞めちゃ勿体無いよ~!移動までの2、3年の辛抱だ頑張れえみる~!」とエールを送りたくなります。

始めは担当する生活保護世帯数の数の多さに面食らい、その中の一人が自殺してしまった際も、「ぶっちゃけ1ケース減って良かったじゃん」と言う同僚に「で、ですよね…?!」と同意していたえみるでしたが、自殺した受給者の部屋を訪ねて、「一人の人間が生活に困窮し、遂には生きてゆけなくなる事の現実」を肌で感じ、打ちひしがれ、意識が変わっていきます

 

ひじり
ひじり
これも純粋なえみるだからこそ。擦れた捻くれ者では、担当受給者が自殺したくらいでは心動きません

 

読む人によっては受け付けられない主人公(基本的に思慮が浅く、強い口調でかかって来られると押し切られてしまい、その場凌ぎの曖昧な返事。「社会人としてそれはヤバイ」なんて失敗も目立つ。)かもしれませんが、

不器用な彼女だからこそ、弱者の気持ちに寄り添うことができます。一人一人の事情に親身になり、休日も気づけば担当の受給者のことを考えているえみる。

他のケースワーカーには壁を作っていた受給者たちが、えみるの質問には素直に答えたり、自ら弱みや相談を持ちかけたりします。

受け持つケースをひとつ解決するたびにどんどん逞しくなって行くえみる。

先輩ケースワーカーには、優しい人間はこの仕事に向かないと釘を刺されますが、えみるなら他に例のない、受給者にとことん寄り添えるケースワーカーに成長していきます。

 

ケースワーカーと生活保護受給者の二つの視点

この漫画では生活保護の実態を、受給者である貧困層側の視点の他に、ケースワーカー側からも捉えています。

えみるを始め、生活課でケースワーカーとして働く彼らはこの物語の中で、私たちと同じ一般的な目線で生活保護受給者たちを見つめる立場です。

えみるの同期であり、女手ひとつの家庭で育った七条竜一は「生活保護受給者は甘えている」とし、同じく同期の栗橋千奈は「血税で賄われている保護費を無駄遣いすることは許されない」と保護世帯を平然と切り捨てようとします。

不正受給に目を光らせることや受給者にプレッシャーをかけ就労を煽ることもケースワーカーの仕事ではありますが、彼らの態度には「生活保護に頼って生きている人たちなんて」という偏見が滲んでいます。

そんな、自分より年下のケースワーカーに見せたくもない腹を根掘り葉掘り探られる受給者たちはもちろん良い気はしません。

「何で自分ばっかり」「何のために働いているのか」「生まれた家が貧乏なのは子供の責任じゃないのに」「馬鹿だから貧乏で、こんな目に合う」

貧乏とは言わないまでも、決して裕福ではない環境に一度でも身を置いた事がある人間なら誰しも抱いた事があるであろう疑問や惨めさ、貧乏が故の心の貧しさ。

この漫画は貧困層の苦悩が本当にリアルに描かれています。

もしかしたら、金銭での苦労を一つもしたことがないお金持ちの人には、どこかの遠い国のお話のように映るかもしれません。

しかし、貧困層側から見れば、大卒以上の資格と学歴を持っているケースワーカーこそ、まさにその「お金もちの人」に匹敵するのではないでしょうか。

ある受給者は幼少期に教育を受けられなかったためか識字ができず、就労が困難です。しかしそのことを担当ケースワーカーである栗橋千奈に言い出せません。

栗橋千奈も、まさか現代に識字の出来ない人間がいるだなんて想像もしていないので、就労意欲がないだけだと勘違いし、二人の関係は悪化してしまいます。

同じ「健康で文化的な最低限度の生活」を送る権利を持っている人間なのに、生活保護受給者とそうでない者の間には深くて広い川が流れていること、そして受給者側に渡ったことのない人間には想像もつかない現実がそこに存在することを思い知らされます。

 

「知ること」「理解しようとする姿勢」の大切さ

上記の識字困難の受給者のように、世の中には一般的な当たり前が通用しない環境で生きてきた人が存在しています。

貧困層を相手にする以上ケースワーカーはそう言った人々の存在を「まさか字が読めない人がいるなんて知らなかった」では済まされません。

当たり前のことを、知っている・知らない・知ることができない。これらによって、自分の過失や能力と関係なく人生は上がりも下がりもします。

生活保護受給者は圧倒的に「知らない、知る事ができない」側なのです。

識字の出来ない男性を始め、ある中年男性は過払金の可能性を知らず借金苦に喘ぎ続け、母子家庭の高校生は生活保護世帯に収入があった場合返還しなければならないことを知らずにアルバイトをし、自分の夢のために稼いだバイト代をえみるに徴収されてしまいます。

知っているか知らないかの違い、そこから生じる格差。

これは読者側にも言えることで、生活保護と一口に言っても受給者のことだけ知っているのか、働き手のことも知っているのかでずいぶん印象が変わってきます。

この漫画を通して少なくとも「生活保護受給者の現実とケースワーカーという仕事」を知ることができます!!

 

「健康で文化的な最低限度の生活」の結末(オチ)予想

えみるの対峙するケースひとつひとつに丁寧に話数を割いて描かれているので、巻数に対して物語内の時間はそれほど進んでいません。

現時点で落ちの予想はできませんが、様々な案件を通して、えみるがが一人前のケースワーカーに成長するまでの過程が描かれることでしょう!

各ケースの受給者や生活課で働く面々それぞれにフォーカスした群像劇的な描き方もされているので、えみるに限らず、他の登場人物の成長や今度も気になるところです。

生活保護という一つの括りの中に無数に広がる、際どい社会問題や心の闇に迫っているので、これからも庶民の厳しい現状を露わにするような問題を取り上げてくれることを期待します。

個人的には若い女性の貧困や、世間で話題にもなった「もらえるもんは貰っとけ」精神での不正受給や誰しも気になっている生活保護受給者の娯楽はどこまで許されるのか、等についてぜひ読んでみたいところです!

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